ふるさと納税問題
タコ氏のブームは目下、ふるさと納税で、とにかく、そのことで怒ってる。何に怒ってるかっていうと、ポンがいつまでも、ふるさと納税に乗り気じゃない様子に対して怒ってるのである。
「一コだけ聞く。なーにが不満なの! なーにが問題なの!」
タコ氏、ポンの顔を見るなり、いきなり怒鳴る。藪から棒にキレるのである。
「なんで黙る! 何で、答えない! 何で、5秒でジャッジできない!!!」
タコ氏はキレまくって怒鳴るけど、ポンは、じっと押し黙って、何も言わない。ほとんど、言葉らしい言葉を発さない。
そんなわけで、私は、タコ氏がいない時、
「ふるさと納税、何でイヤなの」と、ポンに聞いてみた。そしたら、
「別に、ふるさと納税事態はいいのよ」と、ポンは言った。
「問題は、あの人の態度よ! 言い方よ! こっちに迫ってくるような言い方! あれが嫌なのよ。だから、ウンって言いたくないのよ。あの人がああやって怒鳴れば怒鳴るほど、わたしは、ふるさと納税に反対したくなるわけよ」
ポンは、そう言って、渋い顔をした。要するに、ふるさと納税がイヤなんじゃなくて、タコ氏が怒鳴るから、反対ムードを出してんのか。
「でも、それ、面倒くさくない。ふるさと納税したらいいじゃんって言えば、タコ氏は大人しくなるよ」って、私が言ったら、
「だけどねえ、ふるさと納税するのはいいけどねえ。来年、確定申告を忘れずにしないと、損になるわけじゃない? 私、確定申告なんて面倒くさいから、ちっともしたくないわけよ」
「それは、タコ氏が自分がやるって言っていたじゃん?」って私が言ったら、
「私はね、あの人のこと、ハッキリ言って、信用してないの。確定申告の時期にはもう、ウツになってたら、絶対、あの人やらないわよ」
ポンは、そう言って、
「それが嫌なのよー! 私は、そんな面倒くさいことやるくらいなら、ふるさと納税、
別にしなくていいんだからー!」と、恐ろしい顔をした。
それ言われると、何とも言えなくなるなあ。
だって、私だって、確定申告やりたくないもん。すっごく苦手なんだもん。っていうか、できないんだもん。ホントは、自分がやらなきゃいけない確定申告でさえ、自分ではとてもできなくて、タヌキジジイにやってもらっているくらいなんだから(笑)
ふるさと納税の手続きなんて、むずかしそうなもん、できるわけない!
しかし、タコ氏は、ふるさと納税問題のことで、自分の意見をひるがえしそうにないし。さーて、どうなるか!
あ、それは言えてる。確定申告とか、すごくイヤだ。そういう手続きするの、超、超、超、超、超苦手。っていうか、そういうの、まともに全然、私、できない。