愉快な精神病家族

双極性障害&アルコール依存症になりかけ!?のオジサン&パニック障害の奥様&経済力無しのアラサー&怖がり犬のドタバタ生活

糖尿病のタヌキジジイは、依存症と似ています。

 糖尿病がひどくなり、大騒ぎで入院したタヌキジジイですが。

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 タヌキジジイは、ご飯&オヤツの食べすぎで血糖値が急上昇して、入院までしたはずなのに! 入院して、食事の管理をすることがどんなに大切か思い知り、もう、オヤツをガバガバ食べません。アイスクリームをこっそりガバガバ食べません。コカコーラをこっそりガブガブ飲みません。牛乳を一人で一週間に4本もガブガブ飲んだりしません。甘いヨーグルトを一人で一週間に25コも一人でバクバク食べませんって、そう約束したはずなのに! 
 ちょっとずつ、タヌキジジイの気持ちはゆるんできていて、
「あのねえ、甘いものを食べたらいけないってことではないんですよ」
 この頃は、いかにも知ったような顔をして、そんなことを言っている。
「甘いものはね、食べていいんです。牛乳は、ちょっと飲みすぎだった。それをちょっと、控えたらいいんです」
 いやいや。甘いオヤツはもう食べたらダメだって、病院の先生に禁止されたんでしょうに!
「カロリーもねえ、そう制限しなくていいんですわ。ただ、夜遅くに食べたらいけない。これだけ守ればいいんですからねえ」
 いやいやいや! 入院中、カロリー制限をして、血糖値がずいぶん下がったんじゃありませんか! それで、身体も急に元気になって、よく動けるようになったんじゃありませんか!
「要するに、そういうことですわ。だから、軽いオヤツを買っておかねばならんなあ」
「いりません!」と、マメコバアバは、激しく怒った。
「あなたはねえ、私より、よっぽど食べているんです! これ以上、食べる必要はありません!」
「いやいやいや! カロリーをとらんとねえ、動かれへんのですわ。もう、腹が減って、腹が減って。これじゃいかんのですわ!」
 タヌキジジイは、そう言って泣き声を出した。ヤレヤレ。あの手この手で、甘いものを食べることを正当化しようとする……。やっぱり、アルコール依存症と似てますなあ。