つむじ風のように逃げる
「つむじ風のように逃げる」
今日は、タコ氏の帰りが遅い。
「夕飯はいりません」ってメールが来る時。それはもちろん、会社の人と飲んで帰ってくる日っていうわけで。
「あの人が飲んだ時には、口をきいちゃいけませんよ」って、心療内科のY先生に言われてるもんだから、そんな夜には、口をきいちゃいけない。
だけど、顔を突き合わせて、
「ただいま」とか、
「明日ねえ」とか、普通に話しかけてくる人を無視すんのって大変なものなのだ。
ってわけで、私とポンは、タコ氏が「夕飯はいりません」ってメールしてくる日には、戦々恐々として、Cちゃんの散歩を急ぎ、夕飯を急ぎ、お風呂を急いで、つむじ風のように、2階のめいめいの寝室に引き上げることにしているのだ。
これが大変。寝室に引き上げる瞬間まで、いつ帰ってくるか、ヒヤヒヤしてなきゃいけないし!
一回、お風呂に入っている最中に帰ってきたことがあって。その時はもう、風呂場から出て、顔を突き合わせるのは嫌だけど、風呂場の中にとどまってたら、いい加減暑すぎて、すっかりのぼせて目が回ってしまった…。
まあ、そんなこともあった。それくらい、タコ氏が帰ってくる日は戦々恐々と、寝室に引き上げるまでドキドキしてるので、このブログの書き込みも、もうこれで終わりにして、サッサと、風呂場に飛び込むことにしよう。